丹比荘病院

精神科・心療内科・内科

〒583-0884 大阪府羽曳野市野164-1

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やめ時について

令和初のデイのブログです。元号が変わりました。日常も社会も特に何も変わりませんが、けど何か変わった感じがするから 不思議なものです。新しい時代が始まったこともあって、逆に「やめる」ことについてちょっと考えたいと思います。 何かを始めるといつか必ずやめる時が来ます。自分の意志でやめることもあれば、 やめなければいけないこと、やめさせられることなどパターンはいろいろです。 デイにはギターやピアノがあります。わたしは楽器はまったくできないのですが、 せっかくやからメンバーさんに教えてもらったりしながら少しやってみました。 そうすると最初の方は新しい世界にふれられてすごい楽しいんですね。 けどもう一歩踏み込んでやろうとすると必ずハードルが出てきます。 このハードルを越えるともう一つ新たな段階に行ってより楽しさがうまれるのでしょう。 けど頑張るのも面倒なのでハードルは飛ぶことなくやめてみました。 人から言わせれば「もったいない」や「中途半端や!」と批難されるかもしれません。 けど自分的には“その時は十分楽しかったしまぁいっか”って気持ちにもなっています。 また気持ちがのればやろうと思います。だからやめているとも言えるしやめていないとも言えます。 いつどこで何を始めるのも自由ですし、いつやめるのも自由なはずです。 けどどこかで「ちゃんとやらなければ」や「認められたい」と思うので、自由でなくなるのでしょう。 楽しみがいつの間にか義務や課題になります。やっていない状態が気になったりします。 何か息苦しい感じ。わたしはどちらかと言うと、楽しみを義務化させるタイプです。 やりすぎちゃうんです。なので意識してやめてみてます。 自分にとって本当に大切なことは簡単に投げ出したくないとも思いますが、 まぁどっちゃでもええことは適当に投げ出すのもいいですね。 また、自分の意志でのやめ時を見失えば、結局自分の意志以外が原因となり、 やめさせられることになるのかもしれません。そうなったらそれはつらい思い出になるでしょう。 何が言いたいかと言うと、新しい世界にふれるのはわくわくするってことと、 ハードルを無理して乗り越えようとせずやめるってのを実践してみたら楽やったよってことです。 もうこのことを考えることもやめてみます。 大原